導入事例 | REALTOOLPROS

導入事例

REALTOOLPROS.の製品、ソリューションを導入いただいたお客様の事例を紹介します。

タイヤサービスショップ

従来ツールの課題エアーを動力源としたインパクトレンチでホイールナットの締付を行っていたが、使用台数の増減により生じるコンプレッサーからのエアー供給の変動が影響し、仮締め工程の締付力にバラつきがあった。手締め工程の負担タイヤ供給メーカー(ブリヂストン)が定めるタイヤ脱着における作業標準では、正確にホイールを設置するために、手締めによる工程が義務化されているため、とくにホイールナットが多い大型のトラックでは、作業者の肉体的な疲労が激しい。成果W7372コードレスインパクトレンチを導入したところ、工場環境に影響を受けず、安定した締付力を得ることができた。さらに、ホースフリーによるツールの取り回しのストレスから解放され、準備・操作・移動の時間を短縮することができ、ワークフロー全体の効率が大きく向上した。W7372はパワーコントロールシステムにより、4つの出力モードを締付工程に合致して選ぶことができる。そのうちの「手締めモード」はシャットオフ(自動停止)機能により、手締め同様にナットがホイールに着座するまでの締付を動力化することが可能。さらに、トルク管理前の最終的な仮締めまでをカバーする「ミッドパワーモード」が、オーバートルクを防止しながら、すべてのナットを均等に締付けることができる。すべての締付工程を動力化することで、肉体的な作業負担の大幅な軽減と、作業の効率化を実感した。

製品Q & Aよくある質問はこちら

    • インガソールランドについて

      どのような製品があるの?
      インガソールランドは主に空圧機器・工具、電動工具などの動力工具を製造しています。エアーインパクトレンチを世界で初めて製造したメーカーとして知られています。近年はコードレスツールの開発にも注力し、他社とは一風変わった製品に定評があります。
      どこの国のメーカー?
      インガソールランドはアメリカを本拠地としてヨーロッパ、アジア、オセアニア他グローバルに展開しています。現在は動力工具の生産を主に中国自社工場で行っています。
      代表的な製品は?
      インガソールランドはエアーインパクトレンチを世界で初めて製造したことから、現在でもエアー・電動問わずインパクトレンチの開発に力を入れています。
    • コードレスツールについて

      構造について
      コードレスツールはリチウムイオン蓄電池、直流モーター、ドライブトレインから構成されます。近年では送電用ブラシを排除したブラシレスモーターを搭載したものが多く、火花を放出しないためガソリンスタンド等の火気厳禁エリアでも使用可能です。また電気抵抗が少ないためツールのランタイム/充電が飛躍的に向上します。
      メリット・デメリット
      メリット:ホース、コードが不要で運搬、移動に制限がありません。バッテリーを動力源とするため、工場稼働量など周囲の環境に影響を受けません。電気モーターはエアーモーターに比べトリガースイッチによる繊細な出力コントロールが可能です。排気音等がないため作動騒音が低減します。
      デメリット:バッテリー組合わせ重量が同クラスのエアーツールに比べて重くなります。直流モーターはエアーモーターに比べ質量が大きく、同クラスのツールで比較した場合、外寸法が大きくなります。電気製品のため原則、雨下、水濡れは故障に繋がります。
      エアーツールとのコスト比較
      コードレスツールはエアーツールに比べて初期導入コストは高い傾向にあります。一方運営管理面では、コンプレッサーの稼働率低減による電力費の削減、ホースおよび関連品のメンテナンス、ツールオイル
    • リチウムイオン電池について

      充放電特性
      充電特性:リチウムイオン電池は、従来のニッカド電池に比べて急速充電が可能です。
      放電特性:放電終止電圧いわゆるツールが動かなくなるまでの性能低下が緩やかで、満充電状態から放電終止電圧までの電圧低下は約12~15%程になります。これはバッテリーの充電状態によるツールの性能変動が少ないことを意味します。
      環境温度について
      ほとんどの場合、バッテリーの性能表記は環境温度が20℃の条件で評価されています。コードレスツールの場合、推奨環境温度帯は45℃~0℃とされ、寒冷地など外気温が-10℃を下回るような環境下では、セルの内部抵抗が増加しその性能は著しく低下します。
      安全性と制御(BMS)について
      リチウムイオン電池は高性能がゆえに充放電におけるマネージメントつまり充電器側の充電制御が必要です。充電は定電流電圧方式のため、過充電は制御されます。最も重要な制御の一つが温度管理と放電制御です。インガソールランドのリチウムイオン電池は温度検出のためサーミスタを内蔵し、適正温度帯で充電が開始されるように制御されています。また、各セル毎の放電を制御し、セル間の電圧バランスを一定維持することで、寿命までの性能低下を最小限に抑えます。
    • アフターサービスについて

      製品の保証について
      インガソールランドのすべての製品*はその性能、組立精度を1年間保証します。*製品に含まれる消耗品、アクセサリーは保証対象外です。
      製品の保証に関する詳細についてはトップページのヘッダー内「保証・修理」からご確認ください。
      修理・アフターサービスについて
      インガソールランドの製品は保証期間後の故障、消耗、破損等により製品に不具合が生じた場合、また保証期間内にお客様の過失等が原因により生じたトラブルについて、修理または関連部品の交換等のアフターサービスを提供しています。
      有償修理の場合は、お預かり品の不具合箇所・原因検査、費用の御見積、修理・交換、完了検査の流れで行います。
      メンテナンス(有償)について
      インガソールランド製品のご愛用者はプロフェッショナル用途がほとんどであることから、製品のコンディションをより長期維持するために、各種メンテナンス(グリースアップ、部品の点検、清掃など)を実施しています。
  • 製品別Q & A
    • W7372 TB向けコードレスインパクトレンチ

      特別仕様とは?
      W7372はトラックタイヤサービス向け専用モデルとして、日本独自のホイール取付方法であるJIS方式(左ネジ)の仮締めに対応した日本限定仕様のインパクトレンチです。
      開発当初からブリヂストンタイヤ技能マイスターやトラックディーラーの有資格メカニックが監修し、性能、機能、使用感を追求したモデルです。
      LEDライトにはどんな機能がある?
      W7372のLEDライトには回転作動中の照射のほかに、タスクライトモードがあります。タスクライトモードは、ツールのF/Rスイッチをニュートラル(真ん中)位置にした状態で、トリガーを引きLEDライトを点灯します。この場合およそ10分間連続点灯し、その後自動消灯します。またLEDライトの明るさ調整も前途と同様の状態で、トリガーを引くことでモードを切り替えることができます。
      大型車も緩めることができる?
      最大トルクはメーカー評価基準において1,360Nmを発揮します。通常、大型車のホイールナットでも緩めることは可能です。*オーバートルク、ナットの固着などにより緩まないケースもあります。
      バッテリー満充電状態からのランタイムは?
      ツールの特性上、連続運転による作動可能時間は公表していません。参考データとして、ライトトラックx5台以上の脱着(緩め&仮締め)、大型車で1台以上の脱着が可能。*あくまでも参考データです。
      ツールの耐久性は?
      W7372は発売前に十分な耐久試験を実施し、当然タイヤサービスショップの過酷な環境下で耐えうる設計としています。W7372はモーター構成品に物理的な消耗部品を含まない(ブラシレスモーター)ため性能耐久年数はバッテリーの寿命に依存します。
      雨天での使用は可能?
      W7372は防塵防滴仕様のため、少量の雨、また建設現場などの未舗装地の環境でも使用は可能です。しかしながらこの性能は防水とは異なりますので、できる限り雨天下で使用する場合は、ツールおよびバッテリーに水が当たらないよう配慮してください。
      真夏、屋外の連続使用は可能?
      もちろん推奨使用環境温度帯45℃以下の環境下であれば使用可能です。しかしながら、W7372は電気モーター駆動のため、エアーツールのような外部及び内部に本体冷却機能がありません。W7372はモーター温度に対して自己診断機能(サーミスタによる温度監視)を有しており、危険温度に達した場合自動的にツールの運転を停止し、内部コンポーネントの損傷を防ぎます。
      寒冷地での使用は可能?
      外気温度が0℃までの環境下であれば、問題なく使用可能です。しかし外気温度が氷点下5℃を下回る環境下で保管、使用した場合、ツール本来の性能が十分に発揮されません。さらに氷点下10℃以下の環境下では最大トルク、ランタイムともに著しく低下します。このような極寒冷地で使用される場合は、ツール・バッテリーの保管および充電を10℃以上の室内で管理するとで、バッテリーの充放電容量を十分確保することができます。実際の使用環境ではなく、保管・管理環境を適切に保つことが重要です。
      使用中に突然動かなくなった場合は?
      ツールまたはバッテリーの損傷、破損が原因でない場合は、モーター温度監視機能が働き、モーター発熱量が危険温度になるとツール保護のために自動停止します。その場合、ツールおよびバッテリーを風通しのいい日陰で冷却してください。モーター温度が低下し適正温度帯になると自動復帰し再び使用できます。
      使用後すぐにバッテリーを充電したらエラーになり充電開始されない場合
      ツール使用直後にバッテリーを充電器に差込み、充電エラー(赤インジケーター点灯)となった場合は、バッテリー温度が高温であることから、制御センサーが充電待機状態になります。この場合は、そのままバッテリーを充電器に差込んだ状態でもバッテリー温度が適正温度帯になった時点で自動的に充電が開始されます。また、この制御機能はバッテリー温度が低すぎる場合も同様に働きます。バッテリー温度が低すぎる場合は、充電器により暖気運転が行われます。いずれの場合も使用者側で必要な操作はありません。